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建築事例集

床下エアコン

床下エアコンとは

床下から各部屋に設置された吹き出し口へ快適な空気を送る空調システム。

通常エアコンは壁に設置しますが、床下エアコンの場合は1階から床下にかけて設置し、家全体を温度管理する空調システムです。

 

 

【床下エアコンのメリット】

スペース効率

床下エアコンは室内空間を確保し、壁や天井のスペースを取らずに設置できます。

静音性

床下に設置されるため、室内の騒音を最小限に抑え、静かな環境を提供します。

均一な温度分布

床下からの放熱により、室内の温度分布が均一化され、快適な環境が維持されます。

省エネ性

地中熱を利用する床下エアコンは、外気温の影響を受けにくく、エネルギー効率が高いため、省エネに貢献します。

空間デザインへの適応性

床下に設置されるため、室内のデザインやレイアウトに影響を与えず、自由度の高い空間を提供します。

 

吹き出し口から暖気が出て、各部屋を暖めます。

 

 

 

【床下エアコン設置の注意点】

結露する場合がある

冷房は結露する場合があるので、暖房専用で使用されることをお勧めしています。

エアコンの保証が効かない

床下エアコンでは市販のエアコンを設置できますが、そもそもエアコンメーカーは床下に設置することを想定してエアコンを製造していません。 そのため、故障した際や修理が必要な際に保証はなく、有料での修理や交換が必要になると考えておいたほうが良いでしょう。

高い断熱性と気密性を求められる

床下エアコンは家全体に連動しており、光熱費を抑えつつ空調の効きを良くするためには、高い断熱性と気密性が求められます。気密性はC値0.5以下、断熱性は省エネ等級6以上の家づくりが大切だと考えております。

 


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