家づくりアドバイザーのささやき
『誌』
環境
皆さんおはようございます。
今日は少し真面目な話をしようと思います。
最近、住宅についてあまり話していなかったので申し訳ありません。
皆さんに質問ですが、2024年のCO²排出量をご存知でしょうか。
2024年は416億トンです。昨年は406億トンでした。
昨年より10億トンも増加しています。
CO²排出量の多い国は
1位 中国
2位 アメリカ (先進国)
3位 インド
4位 ロシア
5位 日本 (先進国)
6位 ドイツ (先進国)
7位 韓国
8位 カナダ (先進国)
9位 ブラジル
10位 トルコ
先進国が4か国も含まれていますね。
そもそも温室効果ガスが何故悪いのか簡単に言うと、
現在、温室効果のために平均気温は14℃で保たれていますが、もしその層がなくなると、
-19℃まで下がるそうです。まさに氷河期ですね。
そこで国は、環境を軸に考えた家を創るための補助金を出したり、環境に配慮住宅設備を提供しています。
なるべくエアコンや扇風機などの消電力を使用しない住宅を創ることが必須の段階に入っています。
エアコンや扇風機の消費電力が問題なのは、全世界の電力使用量10%を占めているからです。
航空輸送や海上輸送での排出量よりはるかに多いのです。
そしてその製品には冷媒ガスが使用されているのが理由になります。2050年には平均気温が47℃になるそうです。
環境問題は私が子供の頃からずっと議論されており、非常に重要な課題です。
以前に比べて多くの人々の意識は高まってきたと思いますが、昨年よりも数値が上昇しているのが現状です。
私たちの子供や孫の世代に良い環境を引き継ぎたいものですね。