家づくりアドバイザーのささやき
『誌』
空き家の問題
皆さんおはようございます。
暑い日が続いておりますが、体調管理はいかがでしょうか。
あと少しでこの暑さも和らいでくれることを信じて乗り切っていきましょう。
明日から我が社、砂原建築企画は8日間のお盆休みに入ります。
それとは全然関係ないのですが、私が米子市に来てベスト3に入るぐらい驚いたことなんですが、
「空き家問題」です。
自治体では空き家バンクを開設したり不動産業界も対策に力を入れていますが、
まだまだ鳥取県では進んでいません。
特に二部や父原など過疎地では空き家が顕著に見られます。
お隣を挟んで空き家だったり、空き家が並んでいたり、今にも倒壊しそうな空き家も
あったりします。
所有者と連絡がつかなくなったり相続者がいなくて亡くなったかたなど
様々な壁があります。
空き家は不審者や犯罪者の隠れ場所になったり、治安の悪化を招く恐れもあり
害虫や害獣の発生・繁殖で衛生面にも悪影響が表れます。
こうした、事態は当事者個人の問題ではなく都市圏に人口が集中する産業構造や働き方をはじめ、
家族のあり方といった課題にも通じてくるでしょう。
空き家は皆さんのご自宅の周りにもあると思います。
多くの人が意識を向けるべき社会的な課題となっています。
人ごとと捉えず、自分の身の回りに潜む課題に意識してみてください。