家づくりアドバイザーのささやき
『誌』
家づくりアドバイザーの仕事とは
家づくりアドバイザーの仕事とは、どんな仕事があると思われますか?
第一に思い浮かぶのが「家を建てていただくための窓口担当者」ではないでしょうか。
正解ではあるのですが、実はその課程の中での役割が最も重要な任務なのです。
もっと細分化してみるとご理解していただけやすくなります。
〇 お客様と会社とのパイプとなる存在、いわゆるお客様のご要望を設計部に確実に伝える役割があります。
そうゆう意味では、設計士選択(得意な指向や相性も大事ですよね)もアドバイザーの任務です。
〇 お客様が間違った方向に進んで失敗に繋がらないための見極め。
こちらも、とても重要です。
〇 無理のないお金の調達方法、最善の税金対策、家以外に掛かる費用の見積もり、
お客様に最適な住宅ローンの商品を判断する。
こちらも基本中の基本です。
〇 お客様の不安や問題点に対する解決策の立案。
たくさんのお客様のお手伝いをしている経験値が重要になります。
〇 ご近隣への配慮を先頭に立って行う役割。工事は、ご近隣の方のご理解とご協力の上に成り立ちます。
その部分はとても重要です。お客様が長く、気持ちよく
また、ご近隣の方とも末長く、仲良くお付き合いしていけるためのサポート役にもなります。
まだ、まだ役割は多彩です。
ここで重要なこととして、「なぜ?」という疑問を持ちながら計画を進めていくことを避けなければなりません。
「なぜ?」ではなく、「なるほど」を積み重ねていくことが私たちの最大の役割なのです。
家づくりアドバイザー 矢倉 明夫