『誌』
昭和時代。
車のメンテナンスはまだ途中ですが、見積をもらい、依頼し、部品と取り寄せ、修理待ちです。
走行に困ることはありませんが、早めに対応しておくことを選びました。
まだまだ頑張って走ってもらわねばなりませんので。
同じ日に、幼少の頃よく行っていた建物も見に行ってみました。
以前から、屋根の修理もなく、壊されてしまうのを待っているかのような状態で、
大きな道路から、建物と建物の間にわずかに見えており、まだ建っているのを確認しておりました。
壊されてしまう前に、もう一度見ておきたいとずっと思っておりましたので、やっと行けました。
よくよく思い起こせば、35年ぐらい前に行ったきりでしたので、
周りの建物は新しくなっているか更地になっており、道すがらも懐かしい・・・と思うことはありませんでした。
お目当ての建物の前に着いても、これなのか?と自分が予想していた想いにはなりませんでした。
まわりの風景は現代、その建物の敷地内だけ昭和・・・といった状態でした。
子供も一緒に行ったのですが、あまりの古さに怖かったのか、帰るコールを連呼されてしまうほどで。
わたくしもいざ目の前に立つと、これだったのか?と自信が持てませんでしたので、写真を撮りその場をあとにしました。
詳しく知っているであろう、親族に合う際には、写真を見せ、聞いてみようと思っています。
まわりの風景も合わせて、懐かしさという情景を覚えているようで、半信半疑でしばらく、その場に立ち尽くしていました。
小さい頃は、もっと遠くに感じていた場所も、こんなに近かったのかと思うくらいで到着。
懐かしさ、寂しさ、ではなく、その場所だけ、昔に置き去りにされてしまっているようで、不思議な感覚でした。
昭和生まれのわたくしにとって、まだ残っている昭和時代の思い出の場所。
また機会があったら、別の場所にも出かけてみようと思います。