家づくりアドバイザーのささやき
『誌』
火災保険の動き
現行の火災保険の加入期間は最長で10年となっています。
しかし近年の自然災害の実情を踏まえて何度かにわたり内容に見直しも生じています。
先日、保険会社の専門の方とのお話しを聞く機会がありましたが、今後の火災保険の
加入期間はさらに短縮の方向(聞いたお話しでは最長5年)の動向があるようです。
ひと昔前には住宅ローンの最長返済期間35年に合わせた長期35年一括払いが採用
されていたことを考えれば、現行の10年は短く、さらに5年となると長期の割安感
はさらになくなり負担増になると考えられています。
その背景には、相次ぐ豪雨や台風、雪害などの自然災害の急増が起因しています。
近年の地球温暖化をはじめ、自然災害の将来予測に不確実な要素が増えているため、
10年先の災害リスクを予測することが困難となってきているそうです。
実際の詳しい情報は必ず専門の保険担当者の方の意見をご確認いただくことをお勧め
致します。
どちらにしましても長期で加入できるうちがお得ということになります。
今後、家づくりをスタートされる方にとってもこれからの動向に注目すべき、大事な
事項のひとつだと考えます。