家づくりアドバイザーのささやき
『誌』
球児の想い
先日、会社の取引先のガソリンスタンドで給油とオイル交換を
している間にスタンド内のテレビで高校野球中継を目にしました。
その日はどしゃぶりの中の試合で、すでに後半にさしかかろうと
していた試合。
バッターの手が雨で滑り、バットがすっぽ抜けて飛ぶシーンや
内野ゴロのボールが水溜りで止まり、思うように処理できないという
シーンを見ていて選手方の大変さが伝わってきました。
試合は一時中断となった後に降雨コールドの決断となり、私も胸が痛む
ほど選手の気持ちになると気の毒という印象でした。
また、1回戦を勝ち抜いた学校では選手の中にコロナ陽性者が出てしまい、
やむを得ず、次戦を辞退する高校も数校出てしまいました。
本当に気の毒としか言えませんが、その後のそれぞれの想いに高校野球の
素晴らしさも実感しました。
自分たちが戦えない分を対戦校に託す想い、そして対戦校がその想いを受け
2校分の力を出しきるという強い想い。
戦えないこと自体は残念でしかたありませんが、選手たちはこの大会を通して
もっと大切なものをつかんだのかもしれません。