家づくりアドバイザーのささやき

『誌』

心を育む力を次の世代へ

最近の小さいお子様はどんなテレビを観るのでしょうか?

やっぱり、アンパンマンや仮面ライダー、プリキュアといったヒーローものなのでしょうか?

かなり昔の話になりますが、私の子供の頃は、日本昔ばなしなどが有名でした。

恐らく今も昔も一緒で、こども心に伝えたい大きなメッセージがあるのでしょうね。

共通していえるのは、良いことと、悪いことの区別を学ぶことが多いように思います。

たとえば、私が子供のころに見た日本ばなしの中では「姥捨て山」が印象的でした。

一見、怖そうなイメージのあるタイトルですが、中身は「親子の絆」を子供心に感じていました。

今のヒーローものでは、「正義は必ず勝つ」といった正しい道を示すメッセージがあるのではないでしょうか?

昔から今も保育園等、小学校では、花を育てたり、植物を育てたり、

あるいは動物や生き物を飼育することがあると思いますが、単に子供さんが楽しいからという目的もあるでしょうが、

真の目的は「命の尊さ」を教えることにあると聞いたことがあります。

このように、今のお子様も、私たちも、親子のふれあいや友人との集団生活、恩師との出会いや見るもの、聞くものなどから

様々な心を育んできているんだなと思います。

ふと、そんな事を想いながら、私たちが教えていただいた大切な心を次の世代へと伝えていくことが大事だと思いました。

何事も「初心わすれずに」で頑張っていきたいと思います。

 

家づくりアドバイザー 矢倉 明夫


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