家づくりアドバイザーのささやき
『誌』
自分に重荷を課す
最近ふと思うことの中に我が子や街を歩く10代の若い人を見るたびに、
自身と対比して「今ならなんでもチャレンジ」できる年齢だなと、しみじみ羨ましくなることがあります。
こんなふうに思うのも年を取った証拠なのかもしれません(笑)
私も学生時代は陸上競技の短距離に没頭して活動していましたので
「あの時に、もっと自分を追い込んでいたら」などという想いに回顧するときがしばしばあります。
この回顧は、けしてスポーツだけに言えることではないのですが「あの時」と思っても
タイムマシーンが無い限り、もう戻ってやり直すことなど出来ようがありません。
こうゆうのを考えてもどうしようもない、「後悔の念」というのでしょうか(笑)
ですから、私たちにとっても、若い世代の人にとっても「今」、この瞬間のひとつひとつが大切だと思うのですが、
これもあとになってわかることが多々あるのが現実です。
今になって思うことは何事にも後悔のないように精一杯、この瞬間に輝いて欲しいということです。
先人の名言の中に「苦労は買ってでもしろ」というのが、ありますが、
まさに「自分に重荷を課す勇気」という積極性をもって、頑張っていきたいですし、未来を支える若い人たちにも、
おおいに期待してまいりたいと思います。
家づくりアドバイザー 矢倉 明夫