『誌』
苦手が好きになる。
子供の頃は、接客業だけは絶対にしないのだろうというよりは、できないだろうと思っておりました。
引っ込み思案、人見知り、手をあげて発言をするなど、恥ずかしくてできませんでした。
ですが20代半ばから、接客を伴うことが多い業務に就いております。
不思議なもので、自分には向いていない、できない、と思っていたもののほうを、公私共にする頻度が多いです。
今では、庭づくりなど、植栽を植えたり、家の中でも観葉植物がいくつも置いてあり、完全に好きな部類ですが、
家を建てるときは、庭で木を植えたり、花を植えたりは、絶対にできない、向いてないと思っておりました。
室内にフェイクのグリーンを置く程度と思っておりました。
それが、今や、趣味になるくらいの、庭づくりをするくらい好きになりました。
学生の頃からですが、何でこんなことをしないといけないのだろうか・・・と思いながらも、
でも、するならしっかりしないと、との思いで、その時は向っていった課題なども、
今となれば、そういった、こんなことをして何になるのだろうか、との思いがありながらも、努めたもののほうが、
自身の糧となっている確率がほぼ100%に近いくらいなのは、不思議でなりません。
自分がしたかったはずのこと、のほうからは、あまり何も学べてない自信があります(笑)
結局は、自分に向いてない、どちらかというとしたくない、と思っていたことのほうを
好きになったり、自身のできること、になっていたりするようです。
しなければならない状況になってすることもありますが、こういった好きになる要素があるのかもと思えますので、
全く未知のことでも、向かおうと思えますし、やってやろうとも思います。
苦手だと思っていたことが、好きになるわけですので、これは誰もが癖になる感覚かもしれません。
自分が満足するのではなく、依頼して下さった方が、満足するまで諦めずにやりぬくと決めて向かいます。
自己満足で終わっては、そもそも、その動詞を遂行する意味は何もないし、何も生まないと思っておりますので。
それも、自身の力ではなく、周りの方の指導や、叱咤、励まし、そういったもののお陰あってのものであることは忘れずに、
これからも、日々の生活の中で、色々なものに挑戦していきたいと思いますし、
まわりの方々への感謝を忘れずに、すごしていきたいと思います。