家づくりアドバイザーのささやき
『誌』
凍結の障害
昨年から気象予報でラニーニャ現象の発生した年は大雪になる傾向があると言われておりました。
昨年末から始まった寒波から年明け早々の寒波により半信半疑だった大雪の心配も予想は的中でした。
年末から昨日にかけて回復した日が数日あったのもつかの間、今年の雪は吹雪も伴い半端ではありません。
中でも気温の低下による氷点下での寒さと一番懸念していた配管等の凍結は
各地で発生したのではないかと思います。
我が家は8日からエコキュートから水は出るが、お湯が出ないといった状況になりました。
この場合、エコキュートの処置として出来ることは、気温が上がるのを待って自然解凍を待つか、
または
タンク下部の脚カバーを外していただいたところにある配管接続口の金物付近に
ぬるま湯をかけて解けるのを待つしかありません。
この場合、注意することとして早く解けるようにと焦って熱湯をかけることは絶対に避けてください。
急激な温度差による配管の破損につながります。
このたびの気象状況をふまえて、たびたび水道局の方から町内放送などで呼びかけもありました。
昨日は水道管の破裂や漏水、などが原因かと思われますが貯水槽の水が不足しているので
節水のご協力を呼びかけるアナウンスもありました。
近年、暖冬続きの年であったので今回の凍結や水道管等の破裂は
各家庭においてもダメージとなった事ではないでしょうか?
災害などは、いつなんどき、襲いかかってくるのかわかりません。
その時になって慌てないように事前対策やそれ相応の予備知識についても
意識してまいりたいと思った今年のスタートです。
次の寒波にそなえて、今回の出来事を教訓にしてまいりたいと思います。