家づくりアドバイザーのささやき

『誌』

私の道

家づくりアドバイザーになって早いもので35年の月日が流れました。

今、思えば電子工学を専攻していた私が建築業界の道を歩むことになることなど、

当時の私には予想もしていない出来事でした。

縁あって進むことになった建築の道。

運命や人生はちょっとしたきっかけから生まれるものなのかも知れませんね。

右も左もわからない建築の道。当時は、ひたすら専門誌を読んで勉強したものです。

新人の時には、営業マンは口が上手くないといけないということに集中した時もありました。

営業には「魔法の言葉」があるものだと、たくさんの本を読みながら探したものです。

この世に生まれ持った素晴らしい言葉のセンスを持った方はたくさん、おられるかと思います。

ですから「魔法の言葉」は存在するのかもしれません。

ただ、私にとって必要なものなのか?探すべきことなのか?

ここにたどり着き、自分自身の答えを出すまでには、とても長い月日を要します。

私に本当に必要なもの、それは人それぞれで違うことなのだと今では理解しています。

今の私がたどり着いたひとつの答え、「私らしく素の自分でお客様と向き合いたい」ということです。

私のアドバイザーとしての「真の道探し」はまだまだこれから永遠に続きそうです。


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